近年、日本の住宅ローンの金利は、長期間低金利状態が続いています。そのため、金利が上昇傾向にならないうちにマイホームの購入を検討している方も多いでしょう。マイホームの購入に当たっては、不動産会社等が建築した家を購入する方法や、自分で工務店等と請負契約を結びマイホームを建てるという注文住宅という方法です。この方法は、自分好みの家を建てることが出来るというメリットがあるため人気のある住宅購入方法と言って過言ではないでしょう。
しかしながら、注文住宅を建てることを検討する際には、必ず事前にしておかなければならないことがいくつかあります。まずは予算の確認です。家を建築する際にほとんどの方が住宅ローンを組むこととなります。この住宅ローンで借りる額を最初に決めましょう。
もちろん、借りられるだけ借りたらいいのではという意見もあります。しかし、この考えは危険です。今は借りることが出来たとしても、無理な返済次計画を立ててると、将来年収が減少するような事態となった場合、返済していくことが困難になることは容易に想像つきます。従って予算を検討せずに契約をすることは避けるべきでしょう。
次に、重要なのが注文住宅を建てる土地探しです。親族の土地に家を建築する場合のように、既に土地を確保しているときは、当該土地に実際に家を建築することが出来るのかを確認しておきましょう。当該土地が市街化調整委区域内にありかつ更地の場合は要注意です。条件次第では新築することが出来なくなることも充分起こり得ます。